
雑記ブログと特化型ブログどちらがいいの?

この記事ではみなさんが必ず直面する「雑記ブログ or 特化型ブログどちらがいいか問題」にお答えしていきます。

りゅうの経歴
- ブログを3つ運営。通算収益7桁以上
- NTTデータのシステムエンジニア→コンサルティングファームの企業コンサルタント
- 29才。東京在住
雑記ブログと特化型ブログの違い
まず雑記ブログと特化型ブログの違いを説明します。
雑記ブログ
自分の好きなことや得意なことなど、ジャンルを問わず書くブログ。
特化型ブログと比較し、1つ1つのジャンルの記事数は少なめになります。
- 転職&自己啓発&映画
- ブログ術&動画サービス
雑記ブログのメリット
ジャンルが広いため、書くネタに困りにくい。
→転職ジャンルでネタが尽きても、自己啓発について書区ことができます。
雑記ブログのデメリット
ジャンルがバラバラなので、ペルソナ(ターゲットとなる読者)もバラバラになり、回遊率をあげにくい。
→動画サービスの情報を見たくて訪問したユーザーが、ブログ術も見る可能性は低いです。
特化型ブログ
1つのジャンルに特化したブログ。
多くても転職、キャリアなど関連性の高い2~3ジャンルに絞られています。
- 副業
- マッチングアプリ、街コン
特化型ブログのメリット
1つの分野を深堀りするため、回遊率の高まるためサイトの評価が高まります。
また、しっかりブログを設計すれば商品の購買に繋げれられる確率が高くなルため、稼ぎやすいです。
特化型ブログのデメリット
ジャンルを絞ると書くネタがなくなりやすい。
ジャンルは広くなりすぎると競合が多く、狭くなりすぎると書くネタがなくなるので、落としどころを探る必要があります。
両方ともメリット・デメリットがありますね。
稼げるという観点では特化型ブログに軍配があがると言われています。
本当にそうなのか。
僕はブログ歴2年のなかで、雑記ブログと特化型ブログの両方を運営してきました。
そこで、それぞれのブログの運営結果をお話ししたいと思います。
雑記ブログと特化型ブログどちらが稼げたか
結論からいうと、同じ質・量の記事数を書いた結果、特化ブログの方が圧倒的に稼げました。
僕が運営してきた2つのブログの内容はこんな感じです。
- タイトル:サラリーマン兼カウンセラーのブログ
- ジャンル:転職、仕事術、メンタル、副業、エッセイ、英会話
- タイトル:運営中のため非公開
- ジャンル:マッチングアプリ、街コン
それぞれの100記事到達時点でのアクセス数、収益は以下の通りでした。
- 雑記ブログ 15pv 0円
- 特化型ブログ 14,066pv 200,537円
↓一部ですが、特化型ブログの証跡も載せておきます。
なお、運営を始めた時期は2、3か月雑記ブログより特化型ブログが遅いだけで、僕自身のスキルに大きな差はなかったです。
記事の質、量ともに同じでも、稼げる額には雲泥の差がありました。

雑記ブログが稼げなかった理由
雑記ブログが稼げなかった理由は主に3つです。
- 専門性がなかった
- 回遊率が低かった
- マネタイズが難しかった
順に見ていきます。
専門性がなかった
グーグルで上位表示されるには、専門性が重要です。
その専門性の一つの指標が記事の量です。
あるジャンルの記事が1記事しかないブログより、数十記事あるブログの方が評価され、上位表示の確率が高まります。
運営していた雑記ブログは各ジャンル毎の記事数10記事以下と少なく、専門性がありませんでした。
回遊率が低かった
同じジャンルのページがブログに多数あれば、回遊率を上げ、サイトの評価を高めることができます。
しかし雑記ブログでは、各ジャンルの記事が少なく、関連記事がないので、すぐに離脱されていました。
実際直帰率(1ページ見てサイトを離れた率)は90%を超えていました。
以下の調査のとおり、ブログの平均が65-90%なので超えてしまっていますね。(一番下のグラフです。)
引用元:https://cxl.com/guides/bounce-rate/benchmarks/
マネタイズが難しかった
そもそもPVが少なかったのでマネタイズ以前の問題なのですが、キラーページへの誘導も苦労しました。

マネタイズには、集客ページからキラーページに誘導することがポイントとなります。
例えば、「マッチングアプリって何?」という集客目的の記事を書き、「おすすめのマッチングアプリ」というキラーページに誘導します。
しかし、雑記ブログではページが少なく、集客・キラーページの構成ができていませんでした。
例えば、雑記ブログで転職の感想を一記事書いて、最後に転職エージェントの広告を1つ貼っても、読み手が登録してくれる可能性は低いです。
なぜなら、読み手は「確かに転職はありだな、転職エージェントに登録してみようかな」とは思うかもしれませんが、
次の疑問として「どのエージェントがいいのか調べてみよう」と考え、離脱する可能性が高いのです。
この場合「おすすめの転職エージェント」などのページを用意する必要があります。

雑記ブログではアクセス数に応じて報酬が発生するグーグルアドセンスを活用する場合が多いですが、
10万PVを獲得しても、わずか数千円しか稼げない場合もあるなど、収益性が低いのも問題です。
これらが雑記ブログが稼げなかった3つの理由です。
- 専門性がなかった
- 回遊率が低かった
- マネタイズが難しかった
ここまでで説明したとおり、稼ぐには特化型ブログが良いのですが、特化型ブログで心配なのが「ネタ切れ」です。
そこで次にネタ切れの解消法をお話ししていきます。
特化型ブログのデメリット「ネタ切れ」は簡単に解消できる
ここまで、雑記ブログより特化型ブログの方が稼ぎやすいというお話しをしてきました。
ただ、特化型ブログに取り組むにあたって皆さんが心配なのがネタ切れですよね。
結論からお伝えすると、特化型ブログでも、キーワード選定の手順さえ覚えてしまえば、ほぼ無限にネタを洗い出すことは可能です。
例えば、この記事も急に思いついたわけでなく、「ブログ 雑記」というキーワードを見つけて考えました。
また以下の記事も「ブログ 初投稿」というキーワードから考えたものです。

このように、特化型ブログでもキーワード選定をすればネタは見つかります。
キーワード選定の手順については以下で解説していますので参考にしてみてください。

雑記ブログをどうしてもやりたいなら気をつけること
どうしてもジャンルを絞れない、自分は雑記ブログでいきたいという方もいらっしゃると思います。
その場合、雑記ブログでも稼ぐために抑えるべきポイントをお話しします。
関連のあるジャンル2、3個に絞る
ジャンルは関連のある2、3個に絞りましょう。
関連のあるジャンルとはペルソナが一緒のジャンルということです。
例えば、キャリアアップして年収をあげたいサラリーマンがペルソナだとすると、転職、副業、仕事術はどれもペルソナにマッチします。
反対に美容法と転職を同じブログで発信しても、ペルソナの被りは少ないので良いとは言えません。
(転職を美容業界への転職まで絞れば、ペルソナの被りが大きくなりますね。)
関連のあるジャンルにすることで、ジャンル間での誘導が可能になり、グーグル先生の評価も上がります。
自己ブランド力を高める
色んなジャンルで稼ぐ方法は1つ。
それは自分のブランド力を高めて、インフルエンサーになること。
インフルエンサーになれば、「この人のおすすめなら買ってみたい!」とファンに言わせることができます。
自分のブランド力を高めたいならTwitterやInstagramなどのSNSを活用しながら、発信していきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
- 稼ぎたいなら雑記ブログより特化型ブログ
- 雑記ブログをやるなら、関連のあるジャンルに絞り、SNSでブランド力を高める
ブログで発信するテーマの決め方は以下記事で解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
