

営業職を活かした副業を始めたい。どうすればいい?
近年副業解禁の会社も増えてきており、取り組む人も増えてきています。
ただ、副業というと、プログラミング、ブログなど、営業職とはあまり関連のないものが多いと感じている方も多いでしょう。
しかし最近は営業職でも、営業スキルを活かしながら、取り組める副業が急速に増えてきています。
とはいえ、まだまだ浸透してきてはないので、今始めれば、営業職の副業の第一人者となれる可能性も大きく、チャンスなのです!!
今回は、「営業職におすすめの副業」について、お話ししたいと思います。
副業で稼ぐには自分の強みを活かした副業に取り組むこと

副業で早く、かつ確実に稼ぐために最も重要なのは、自分の強みを活かした副業に取り組むことです。
会社員は副業に避ける時間は限られています。
平日は頑張って2~3時間、休日でも、他の予定を考慮すると半日程度でしょう。
副業といっても、遊びではなく、仕事です。
依頼側はもちろん「仕事」として依頼してきます。
限られた時間で、仕事として取り組む能力をつけるには、自分の強みを活かすことが必須です。
営業職であれば、会社員として培った営業力を武器に取り組むのが、賢い考えと言えます。

副業で稼げる人と稼げない人の差は、副業をお小遣い稼ぎと捉えるか、1つの仕事と捉えるかにあると感じます。
営業職の強みとは?

そもそも営業職の強みとは何でしょうか?
僕は営業ではありませんが、コンサルタントとしてお客さんへの提案や課題解決に携わっています。
その経験の中で、根本的に大切だと感じているのは「お客さま目線で考えること」です。
お客さんに言わない潜在的な悩みをキャッチし、その解決策を練って提案することが、満足度を高めるためには一番重要だと考えています。
また、今回この記事を書くにあたり、改めて営業力について考えるなかで、個人的に一番しっくりくる営業力の定義があったので、ご紹介したいと思います。
この記事では、営業力を4つの要素に分解し説明しており、どれもが必要と述べています。
1.人間力
人間力とは顧客に好かれる能力であったり、目標達成に対し強い意志を持っていたりと、営業の人間性に関わる能力です。営業力の高さは、この人間力に大きく起因しています。
2.スキル
スキルは顧客との交渉を効率良く進めたり、自社製品の魅力を正しく伝えるためなど、営業活動を円滑に進めるための能力です。
3.知識
営業活動を円滑に遂行するためには、自社製品に対する知識や、顧客の業界特有の問題を理解していることが大切です。
4.マネジメント力
顧客からヒアリングを行い、顧客が持つ課題を理解し、解決策を提案し、施策を計画通りに遂行する。これらにはマネジメント力が重要であり、営業にとって必ず必要になる能力です。
引用元:BizAppチャンネル
確かに、人間力やスキルがあっても、マネジメント力がないと、契約後の顧客対応が悪くなり、満足度が低くなり、継続的な契約が難しくなりますよね。
営業職は、「人間力、スキル、知識、マネジメント力」の4つの要素を活かした副業に取り組むことで、稼げると言えるでしょう。
営業職におすすめの副業

ここからは営業職におすすめの副業を紹介してきます。
営業職におすすめの副業は2つです。
- 営業代行
- ブログ
順にみていきましょう。
営業代行
概要
営業代行とは、企業の商品やサービスの営業を企業の代わりに行うことで報酬を得るサービスです。
副業で携わる場合は、見込み顧客の紹介、新規契約締結までのフェーズが中心となり、販売後のサポートや継続的な営業は企業が行うケースが多いです。
様々な企業の商品やサービスを取り扱う、代理店があり、自分の売りやすい商品や報酬条件を選んで取り組むことができます。
営業代行のメリット
営業力を活かせる
営業代行のメリットは、何と言っても、「営業力」を活かせること。
先ほど紹介した営業力の4つの要素(人間力、スキル、知識、マネジメント力)のなかで、人間力やスキルを活かすことができ、商品の知識さえつければすぐに成果を出すことができます。
スキルアップができる
会社とは違う商品を売ることで、営業としての幅が広がります。
従来は、営業スキルの幅を広げたい場合、転職する必要がありました。
しかし今では副業で自分の営業としての幅を広げることができるのです。
人脈を活かせる
会社で携わっている業界や顧客によるかもしれませんが、会社で築いた人脈を活用できる人であれば、顧客に親和性のある商品を選ぶことで、効率よく売り込みをかけることができます。
営業職のデメリット・注意点
本業がおろそかになる
副業で営業をする場合、基本的に成果報酬となります。
そのため、会社の営業よりも副業の営業に力が入ってしまうのは、自然なことです。
しかし、副業に力を入れすぎて、本業が疎かになると、周りからの評価も下がってしまうので、気をつけましょう。
会社と境界線を明確に
例えば、会社でつながりのある顧客に対して営業する場合、会社と競合他社の関係にある商品を売り込みのはもちろんダメです。
また、会社の就業時間内に、副業の商品・サービスの営業をしてしまうと、会社の規約違反となり、懲戒処分や停職などの処分を受ける可能性もあります。
この辺は曖昧になりがちなので、グレーと思われることはあまり行わないようにしましょう。
副業の営業だからと適当になる
デメリットというより注意点に近いですが、副業案件は、販売するところまでメインで、その後の継続的なサポートは企業側が行う場合が多いです。
だからと言って、相手を欺くような真似をして、契約を取ってしまうと、大問題になったり、その後案件が来なくなる可能性もあります。
副業案件は、成果報酬型も多く、お金に惑わされてしまうかもしれませんが、本業同様、クライアント第一で、誠意を持って取り組むようにしましょう。

仕事の流れ
営業代行の仕事の流れは主に以下のようになります。
- 営業代行サイトに登録
- 案件を探し、応募
- 企業と相談し、契約締結
- アポ調整、営業
- アポ設定、または契約成立で報酬発生
サイトや案件により報酬が発生する条件はあぽ調整時、契約締結時など様々です。
どのような案件があるか
副業で取り扱える案件は法人向け(営業部門、IT部門、店舗経営者など)、個人事業主、個人向けまで様々です。
そのため、どんな営業に携わっている人でも、自分にマッチする営業を見つけることができるでしょう。

どのくらい稼げるのか
営業代行の報酬は数万円〜数百万円までの様々な案件があります。
報酬の発生条件として、
・顧客とのアポイント設定
・営業実施
・受注獲得
・受注獲得後のサブスク料
など様々です。
例えば、この後ご紹介するSaleshubなどは、顧客とのアポイント設定で収益が1~3万円程度発生するモデルです。
一方プロの副業では、営業戦略策定支援などで数十万円以上稼ぐことも可能です。
サイトによって、報酬形態や取り扱っている案件も大きく違うので、色んなサイトに登録して、自分のやりたい案件を探すことをおすすめします。
おすすめの営業代行サービス
Saleshub|商談のアポセッティングだけで高収入
Saleshubは、企業が求めている商談先とのアポイントをセッティングすることで、 企業から感謝のお礼としてご協力金をもらうことができます。

急成長中のスタートアップ企業から大手上場企業までが登録しており、10,0

登録者数も16,000人以上を突破しています。
報酬条件としては、顧客の紹介をすると1~3万円程度の報酬を得られる仕組みとなっています。
- 人材シェアリングサービスのベンチャー・中小企業経営者への営業
- 動画制作事業の企業担当者への営業
- 業務自動化RPAツールの大企業への営業
- 日本酒の飲食店への営業

side bizz|営業系の副業情報が多数
side bizzは営業職の副業やフリーランスの営業を支援する業界最大級の営業支援プラットフォームです。
掲載している100商材以上で、個人では本来取り扱うことができない商材や、上場企業の商材を代理店として取り扱いできるようになります。

また、法人向けの商品だけでなく、投資用不動産といった個人向けの商品も扱っているのが特徴です。
営業の経験が浅い方でも、比較的取り組むやすいと言えるでしょう。
報酬は、オーダー(契約成立)で発生する案件が多いです。
- 都市ガス・プロパンガスの料金削減(法人、個人向け)〜5万円
- 投資用不動産の紹介(個人向け)〜100万円
- 法人向け保険料削減のコンサルティング(法人向け)〜10万円
※すべて契約成立で報酬発生

プロの副業|プロ人材の為の本業を活かした副業紹介
プロの副業は、プロ人材の為の本業を活かした副業紹介サービスです。
営業案件の他、営業戦略の策定やコンサルティング業務なども取り扱っているのが特徴的です。
営業の中でも30代のマネジャークラス以上の人向けの難易度が高めの案件が多いです。
登録後、実際に面談をして、案件の紹介となり、数十万円以上の高額案件も案件もあります。

- RPA・AI-OCR等テクノロジーを活用した業務改善や業務受託(BPO)及びコンサルティング事業
- リスティングで獲得したリードを活用したインサイドセールス
- PR会社にて各種新規サービスの提案営業
ブログ(アフィリエイト)
概要
ブログを書いて、商品やサービスを紹介し、広告収入を得る方法です。
ブログで知名度をあげることに加え、SNSなどでファンを増やすことで、個人のブランド力が高まり、例えば営業力の磨き方といった有料動画を配信したり、営業の方向けのコンサルサービスなどでも収益を上げられる可能性があります。

ブログをあえて営業職におすすめする2つの理由

・ブログとかってなんだか難しそう
・普段からパソコンに向かって作業しているバックオフィスとかIT系の職種の人の方が向いているのでは
そのように思われる方も多いと思います。
しかし、そんなことはありません。
まず先に言ってしまうと、ブログの開設は1日あればできますし、難しいことは全くありません。
また、営業職にブログをおすすめする2つの理由があります。
理由①:相手のニーズを理解し発信する力に長けている
営業職の方は、相手目線に立った発信力に長けています。
ブログでアクセスを稼ぐためには、読み手の悩みや疑問にどれだけ答えられるかが重要。
日頃から相手のニーズを考えて行動している営業職の方は、相手のニーズを理解し答える力が長けていると感じます。
理由②:営業職の人は、ネットにアレルギーを感じる人が多く、ライバルが少ない
営業職のブロガーというのは、あまり多くありません。
理由として、ブログって開設とかなんだか難しそう、パソコンに向かって作業するのが苦手という人がエンジニアや事務職の人に比べて多いからだと考えています。
しかし、先ほども申し上げた通り、ブログの開設は1日あればできますし、ブログの記事を書くのはメールを打つのとなんら変わりありません。
パソコンに対するアレルギーがないのであれば、営業職×ブログはライバルが少なく、チャンスがあるのです。
ブログの内容としては、日々の仕事から学んだ営業術を発信しても良し、仕事とは関係ない趣味について発信することもできます。
ブログのメリット
思考の整理ができる
ブログで日頃考えていることを言語化することで、思考の整理ができます。
僕は仕事術について、記事を書くことがあるのですが、残業の減らし方について記事を書いていたら、自分の作業にまだ無駄があることに気づき、業務の改善につなげることができました。
自分の名刺がわりになる
自分の仕事や趣味について書くことで、ブログが自分の名刺がわりになります。
お客様にブログを読んでもらうことで、ファンになってもらうことができるのです。
営業として個人のブランド力もつけながら、戦っていきたいという人には、大きなメリットです。
収入が得られる
ずばり最大のメリットはブログで稼げることです。
ブログは立ち上げるのに1万円あればできますし、しっかりと継続できれば、月10〜20万は確実に稼ぐことが可能です。
もちろん継続するのには、それなりのモチベーション、根気が必要ですが、一度軌道に乗れば、人生を変えると言っても過言ではないくらいの、影響力が得られます。
例えば、Twitterで有名な転職アンテナのmotoさんは副業で4000万以上稼いでいる営業マンの方です。
なお、僕が稼いだお金に関する記事はこちらです→https://t.co/TUi5iJnt33
— moto (@moto_recruit) February 10, 2020

デメリット
デメリットとしては、ブログが軌道に乗るまでに1年程度は見込む必要があるということ。
この間にブログをやめてしまう人が大半です。
反対に言えば、続ければ着実に結果がついてくるので、モチベーションを維持しながら継続することがポイントです。
ブログの始め方
ブログは以下3ステップで始めることができます。
- 自分の発信する分野を決める
- ブログを作る
- 記事を書く


副業の注意点

次に副業に取り組む上での注意点をお話しします。
・会社が副業禁止でないか確認する
副業解禁の会社は増えていますが、まだまだ副業禁止という会社も多いです。
バレた場合、減給や最悪の場合、解雇となるケースもあるようなので、自分の会社の就業規則をしっかり確認するようにしましょう。
・税金を収めるのを忘れずに
副業で利益が年間20万円以上発生した場合は、確定申告が必要となります。
はじめてすぐに20万円稼ぐことはないかもしれませんが、毎年2月に確定申告の必要があることを念頭に置いておきましょう。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
それではこの記事のまとめです。
- 営業職の強み「人間力、スキル、知識、マネジメント力」を活かした副業に取り組もう
- 営業職におすすめの副業は営業職の強みをフルに活かせる営業代行、ライバルが少ないブログがおすすめ
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