
・パソコンが全くわからないけどブログを始めたい
・WordPressでブログを開設したい

この記事ではWordPressでブログを開設する方法を、画像を交えて詳しく説明していきます。
知識がなくても、記事のとおり作業を進めていけば、WordPressブログが開設できるという内容になっていますので、ご安心ください。
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WordPress開設の作業手順、所要時間、かかる金額
まずWordPress開設の作業手順、所要時間、かかる金額を説明します。
WordPressでブログ開設するまでの作業手順
WordPressでブログを開設するまでのプロセスは以下の通りです。
- サーバーを用意する
- ドメインを用意する
- ドメインをサーバーに設定する
- WordPressを設定する
この後一つずつ作業を解説していきますので、ここでは4つの作業をやっていくということだけ、頭に入れておけばOKです。
WordPressでブログ開設するまでの作業時間
作業時間は1~2時間程度を見込んで頂ければと思います。
また、4つの作業をバラバラに実施することも可能ですが、時間を空けると、どこまでやったかわからなくなってしまうことがあるので、できる限り一気にやるのをおすすめします。
WordPressでブログ開設するのにかかる金額
WordPressでブログを開設するのにかかる金額の目安をお伝えします。
- サーバー代:16,000円/年
- ドメイン代:1,000円/年
- テーマ代:0円〜10,000円
- 金額はあくまでも目安なので、若干前後します。
- サーバーは3か月プランからあるので、7,000円くらいから契約できます。
- テーマはブログのテンプレートのことで、無料のテーマから有料テーマまであります。1回購入すれば、その後料金は発生しません。
合計金額だと最安8,000円程度で開設できます。

サーバー、ドメイン、WordPressとは?
まずは「サーバー」「ドメイン」「WordPress」について説明していきます。
IT関係のお仕事でないと、なじみのないワードだと思いますので、例えを用いながら、解説します。

簡単に例えると、
- サーバー=土地
- ドメイン=住所
- WordPress(ホームページ)=建物
です。
サーバーとは?
サーバーは、WordPress(建物)を建てるための土地です。
この、土地を用意するのが「2.サーバーを用意する」のセクションです。
サーバーとは、自宅で使っているパソコンと物理的には同じようなものです。
ただ自宅のパソコンはインターネットを閲覧したり、動画を見たりと、情報を取得する側です。
それに対し、サーバーはホームページやブログを公開するなど、情報を発信する側になります。
ドメインとは?
ドメインとは、サーバーを建てた場所の住所です。
住所を決めるのが「3.ドメインを用意する」のセクションです。
WordPressとは?
そもそもWordPressというのはホームページを作るパッケージの一種です。
建物はゼロから建てるより、モデルルームのように、ある程度決まっている型をカスタマイズした方が早く建てられますよね。
その型が、WordPressです。
WordPressは建物であり、サーバー(土地)とドメイン(住所)にひもづく場所に建物を建設します。
建物を建てるのが「5.WordPressを設定する」のセクションです。

サーバーを用意する(所要時間:30分)
それではまず、ブログを公開するサーバー(土地)を用意しましょう。
サーバーは提供している会社が沢山ありますが、今回は多くのブロガーが利用している「エックスサーバー」での申し込み方法を説明していきます。
公式ホームページにアクセスしてサーバーの申し込みをおこないます。
申し込みは非常に簡単ですので、手順にそって進めていけば問題なしです。
エックスサーバーに申し込み
エックスサーバーのホームページにアクセスし、[お申し込み]の「サーバーお申し込みフォーム」を選択します。
別ウィンドウで開いたお申し込みフォーム画面で、”初めてご利用のお客様“側のボタンをクリックします。
「サーバーID(初期ドメイン)」はURLになるものではないので、あまり深く考えずに任意の文字を入力します。
ブログを開設する場合の「プラン」は、動画などを大量にアップロードしない限り、最安値の“X10プラン”で十分です。
途中で変更も可能ですので、ご安心ください。
続けて必須項目を入力していきます。
最後に「利用規約と個人情報に関する公表事項」欄の同意にチェックを入れ、[お申し込み内容の確認へ進む]をクリックします。
ご契約内容に誤りがないか最終確認をします。
SMSあるいは電話認証が必要となります。
今回はSMSの方法で説明しますので、SMSの受信が可能なスマートフォン等を用意したら[SMS・電話認証へ進む]をクリックします。
SMSを受け取るスマートフォンの番号を入力し、「テキストとメッセージで取得(SMS)」を選択したら、[認証コードを取得する]をクリックします。
スマートフォンに上の画像のようなSMSが送られてきているので認証コードを確認します。
エックスサーバーの認証コード入力画面で認証コードを入力し、[認証して申し込みを完了する]をクリックします。
上の画像のようにSMS認証完了の表示が出たら成功です。
これで申し込みは完了です。
次に料金のお支払いに進みます。
料金の支払い
届いているメールからエックスサーバーにログインし、料金の支払いを行います。

登録したメールアドレス宛てに届いている「【Xserver】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ[試用期間]」という件名のメールを確認します。
各管理ツールへのログイン情報が確認できます。
メール本文内に記載のある、『Xserverアカウント』ログイン情報のURLからログインします。
ログインすると上の画像のような画面が表示されるので、画面左端の「決済関連」内の「料金のお支払い/請求書発行」をクリックします。
サーバーにチェックを入れ、「更新期間」(3ヶ月で問題なし)を選んで、「お支払い方法を選択」をクリックし、決済を進めてください。(すみません、ここキャプチャを撮りわすれました。。。)
以上でサーバーの申し込みは完了です。
ドメインを用意する(所要時間:20分)
ここまででサーバー(土地)を準備できました。
次はドメイン(住所)を用意します。
この記事では、多くのブロガーが利用していて、申し込みが簡単な「お名前.com」でのドメイン取得を紹介していきます。
ドメインを申し込む
「お名前.com」のホームページにアクセスします。
検索欄に取得したいドメインの文字列を入力します。
右側の”ドメイン”とある部分ですが、こちらはトップレベルドメイン(TLD)といって、ネットワークの世界で最低限の命名のルールとして決められた部分です。
詳細は省略しますが、個人ブロガーは、基本的に「.com」を選びましょう。
ドメイン取得時には利用できる記号が限られています。
例えば上の画像のように”.(ドット)”が入ったドメインを検索してもドメインは見つかりません。
“.(ドット)”を”-(ハイフン)”に変えて検索してみます。
検索ができました。
このようにチェックマークが入っていたら、欲しい文字列のドメインが取得できます。
その他のマークの場合は、取得不可かとなりますので、初めはチェックマークの入るドメインを探すことをおすすめします。
右側の”選択した商品“に取得希望のドメインのみが表示されていることを確認します。
不要なドメインが入っていたら”×”で削除します。確認したら[お申し込みへ進む]をクリックします。
申し込み希望年数の確認は、基本的に1年を選択すれば良いです。
その後1年ごとに自動更新となります。
いずれも有料オプションです。こちらはチェックを入れずに進みます。
有料でサーバーの同時申し込みもできますが、こちらもすでに申し込んでいるので「利用しない」を選択したままとします。
今後のメール受信先となるメールアドレス、任意のパスワードを入力して[次へ]をクリックします。
この時点ですでに情報が空の会員IDが発行されます。
必須情報を全て入力して[次へ進む]をクリックします。
支払い方法を選んで、最後に右側の申し込み内容を確認して[申込む]をクリックします。
ちなみに「whois情報公開代行」というのが0円で付加されています。
通常ドメインを取得すると取得者の情報が全世界中で確認できるようになります。
そこに代わりの情報を入れて取得者の情報を伏せる設定が、「whois情報公開代行」です。
ついていて問題ありません。
もう一度サーバー申し込みのポップアップが表示されるので[申し込まない]を選択します。
しばらく待機します。
“お申し込みを受け付けました。”と表示されたら画面上での操作は完了です。
画面上の操作が完了すると、登録メールアドレスに以下件名のメールが届いています。
- [お名前.com]会員情報変更 完了通知
- 【重要】[お名前.com]ドメイン 情報認証のお願い
- [お名前.com]Whois情報公開代行 完了通知(取得したドメイン名)
- [お名前.com]ドメイン登録 料金ご請求/領収明細(請求番号)
- [お名前.com]ドメイン登録 完了通知(取得したドメイン名)
メール量が多いですが、最後の完了通知が届いていれば無事ドメインの取得は成功です。
ただ一つだけおこなう必要のある作業があります。
2つ目の「【重要】[お名前.com]ドメイン 情報認証のお願い」のメールを見てください。
メールアドレスの有効性確認のため、本文内のURLをクリックします。
この作業をしないと、2週間後にブログが非表示にされてしまいますので必ず実施してください。
こちらの画面が表示されたら認証完了です。
次回以降、お名前.comで同じ会員ID・メールアドレスでドメインを新規取得する場合には、この作業は不要です。
以上でドメイン申し込みの作業は完了です。
なお申し込み時の状態ですと、ドメインが一年後に自動更新される設定となっていますが、自動更新が不要の場合は、お名前.comの管理画面から自動更新を無効にすることができます。
しかし一度期限切れすると、ドメインの再取得は面倒なので、自動更新をおすすめします。
ドメインをサーバーに設定する(所要時間:30分)
続いてドメイン(住所)をサーバー(土地)に設定する作業を行います。
ドメインにサーバーをひもづける
まずは「お名前.com」にログインしてサーバーをひもづけます。
「お名前.com」にアクセスして、右上の「お名前.com Navi ログイン」をクリックします。
ドメイン取得時に払い出された会員IDと自分で決めたパスワードを入力してログインします。
画像認証が出てきたら出題の通りにタイルをクリックします。
上の画像の場合、横断歩道に該当するタイルなので赤枠のあたりをすべて選択したら認証が通せます。
ログイン後はドメイン更新の画面が出てきますので、上部の[ドメイン設定]をクリックします。
たくさんアイコンが並ぶ中から「ネームサーバーを変更」をクリックします。
ドメイン名のチェックボックスにチェックをしたら下部の[他のネームサーバーを利用]を選択します。
また、この画面にたどり着いたらエックスサーバー登録時に届いたメール「【Xserver】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ[試用期間] (ozuyist.xsrv.jp)」を見ます。
「【4】独自ドメインのご利用について」の”■エックスサーバー指定のネームサーバー“に5つのネームサーバー名が書かれています。
こちらを一つずつお名前.comの画面で入力していきます。
すべて入力したら[確認画面へ進む]をクリックします。
入力内容に誤りがないことを確認したら[設定する]をクリックします。
少し待つと設定完了の画面が表示されます。
こちらの設定が反映するまでに数時間〜24時間程度かかる場合があります。
サーバーへドメインをひもづける
「エックスサーバー」にドメインの設定を行います。
まず「サーバーパネル」へのログインをしていきます。
右上の[ログイン]タブをクリックし、「サーバーパネル」を選択します。
サーバーパネルのログイン画面が表示されます。
「【Xserver】■重要■サーバーアカウント設定完了のお知らせ[試用期間] (ozuyist.xsrv.jp)」のメール本文内の情報を使ってログインします。
ログインすると上の画像ような画面が表示されます。
「ドメイン設定」をクリックします。
[ドメイン設定追加]タブを選択して、ドメイン名を入力し、[確認画面へ進む]をクリックします。チェック項目はチェックが入ったままで問題ありません。
[追加する]をクリックします。
しばらくすると上の画像のような画面が表示されます。
“無料独自SSL“の項目が「設定済」となっています。
SSLとは、簡単に言うと機密情報を守るための、セキュリティの設定の一つで、設定すると安全性が上がります。
“URL”欄に表示されているものが、SSLを適用できるURLです。
SSLが適用されているサイトへのアクセスは「http://(ドメイン名)」ではなく「https://(ドメイン名)」となります。

WordPressを設定する(所要時間:30分)
ブログが作成できるツール「WordPress」をエックスサーバー上にインストールしていきます。
サーバーにWordPressをインストールする
「エックスサーバー」のサーバーパネルのトップページに戻って、画面下の方にある「WordPress簡単インストール」をクリックします。
最初に決めた文字列と、取得したドメインの両方が表示されるので、取得したドメイン側の”選択する“をクリックします。
[WordPressインストール]タブをクリックして、以下項目を入力していきます。
- サイトURL:(空欄)
- ブログ名:任意のブログ名を入力します。後ほど変更可能。
- ユーザー名:WordPress管理画面ログイン時のユーザー名を決めます。
- パスワード:WordPress管理画面ログイン時のパスワードを決めます。
- メールアドレス:WordPressのバージョンアップ情報などが送られてくるアドレス。
- キャッシュ自動削除:“ONにする“を選びます。
- データベース:“自動でデータベースを生成する“を選びます。
- サイト名の空欄は、ドメイン名の後に”/(スラッシュ)”で区切って文字列を続けたい場合に入力します。後からの変更方法は複雑なため、基本は空欄のままでOKです。
- キャッシュはブログ表示を高速化するために利用するものですが、溜まりすぎると容量を圧迫しますので削除が必要になってきます。
すべて入力し終えたら[確認画面へ進む]をクリックします。
次のページで[インストールする]をクリックします。
赤文字の注意書きが表示されますが、現在サーバー内に何もデータはないので気にせず進んでください。
インストールが完了するとURLが生成されるので、早速アクセスしてみましょう。
ログイン画面が表示されるので、インストール時に決めたユーザー名とパスワードでログインします。
WordPressの「ダッシュボード」と呼ばれる管理画面にログインできました。
WordPressでSSL設定をおこなう
先ほどエックスサーバーでSSLの設定をしましたが、WordPressでも、SSLの設定が必要です。
左側メニューから[設定]の[一般]を選びます。
WordPressアドレス(URL)とサイトアドレス(URL)の両方の”http://“を”https://“に書き換えます。
下部にある[変更を保存]をクリックします。
「設定を保存しました。」と出たら完了です。


ブログの新規作成
WordPressのダッシュボード左メニューから[投稿]をクリックし、[新規追加]をクリックします。
上の画像のような作成画面が開き、記事を書くことができます。
まとめ
今回はWordPressでブログを開設する方法について、解説してきました。
WordPressブログの開設が完了したら、ブログのテーマを設定しましょう。
テーマとはブログのテンプレートです。
テーマの設定は
- ブログのデザイン
- 検索エンジンで上位に表示されるための対策(SEO対策)
のために必須です。
デザインを自力でしようとすると、HTMLやCSSなどのプログラミング(マークアップ)言語の知識が必要となってくるので、初心者にはかなり難しいです。
テーマを利用することで、記事に吹き出しや下線などの装飾を利用したり、トップページにメニューを設定するなど、テーマを使うことで誰でも簡単に設定することができるようになります。
おすすめのテーマ、およびテーマの導入方法は以下の記事をご覧ください。
