

システムエンジニアとひとことで言っても、プログラマー、SEなど役割によって、持っているスキルは違います。
そのため、おすすめの副業も変わってきます。
今回はシステムエンジニアにおすすめの副業についてお話ししていきます。
副業で稼ぐには自分の強みを活かした副業に取り組むこと
副業で早くかつ確実に稼ぐために重要なのは、自分の強みを活かした副業に取り組むことです。
会社員が副業にあてられる時間は限られています。
平日は頑張って2~3時間、休日でも、他の予定を考慮すると半日程度でしょう。
副業といっても、単なるお小遣い稼ぎではなく、仕事です。
依頼側はもちろん「仕事」として依頼してきます。
限られた時間で、仕事として取り組む能力をつけるには、自分の強みを活かすことが必須です。
つまり、システムエンジニアであれば、プログラミングなどのスキルを活用したうえで、副業に取り組むのが、稼ぐための最短ルートといえます。

副業で稼げる人と稼げない人の差は、副業をお小遣い稼ぎと捉えるか、仕事と捉えるかにあると感じます。
本業同様に仕事と捉えて取り組むと、第二のキャリアとして副業でも稼げるようになります。
システムエンジニアの強み
ここからはシステムエンジニアの強みについて考えていきます。
システムエンジニアと一言でいっても、ポジションや役割によって強みは違います。
ここでは、システムエンジニアをSEとプログラマーに分けて強みを考えます。
(SEはシステムエンジニアの略ですが、ここでは説明のためにシステムエンジニアをSEとプログラマーに分けます。)
なおシステムエンジニアとプログラマーの定義は人によって多少違いがありますが、ここでは以下の通り定義します。
- SE:要件定義、システム設計、総合テストのフェーズを中心に担当し、プロジェクトの管理や、顧客折衝を行う。
- プログラマー:システム設計に基づいて、プログラミング、単体テストを実施する。
いわゆるSEは管理系、プログラマーはゴリゴリプログラムを書く人というイメージです。
それでは、SEとプログラマーの強みを見ていきます。
SEの強み
SEの強みは4つあります。
システムの知見
担当するシステムに関する知見があります。
また、一般的なシステム・ITに関する知識も持ち合わせています。
業務知識
要件定義をするには、ある程度の業界知識が必要となります。
例えば、カード業界の決済システムに関わっていれば、カードの手数料モデルなどの知識を持っているでしょう。
整理する力
お客さんの要望をヒアリングし、要件や設計に落とす、つまり情報を整理してまとめあげる力があります。
マネジメント能力
SEはプロジェクトを進行するにあたり、WBSの計画策定のほか、進捗管理、リスクや課題管理をしながらスケジュール・品質・納期を遵守するためにマネジメントを行う能力があります。
プログラマーの強み
プログラマーの強みは3つです。
技術力
プログラマーの最大の武器はやはり技術力でしょう。
プログラミングのスキルは汎用性が高く、会社や業界に縛られず活用できます。
システムの知見
担当するシステムに関する知見があります。
また、一般的なシステム・ITに関する知識も持ち合わせています。
業務知識
要件定義をするには、ある程度の業界知識が必要となります。
例えば、カード業界の決済システムに関わっていれば、カードの手数料モデルなどの知識を持っているでしょう。
システムエンジニアにおすすめの副業
それではシステムエンジニアに向いている副業について解説していきます。
プログラミング(Webアプリ、サービス開発)
WebアプリやWebサービスの開発に携わる副業です。
おすすめする理由
Webサービスやアプリ開発といった、プログラミング関連は需要が非常に高く、副業の時給でも3,000~10,000円以上と、かなり高単価です。
そのため副業であっても、月10〜20万円以上稼ぐことが可能です。
案件も多岐に渡るので、自分が本業で携わっている言語や親和性の高い言語の案件に携わることが可能です。
プログラミングのメリット
他の副業より稼げる
おすすめする理由でもお話ししましたが、プログラミング案件は副業としては断トツに稼げます。
時給で3,000~10,000円以上稼げる副業は、他にはなかなかありません。
例えば、クラウドソーシングで初心者が副業に取り組む場合の相場は以下の通りです。
- 事務作業系:時給300〜1000円
- ライター:時給1000円〜2000円
プログラミング案件の相場の高さがわかるでしょう。
技術力が広がる
本業とは違う業界の開発に携わったり、本業で使っている言語と違う言語の案件に携わることで、スキルの幅が広がります。
副業を通して、技術力を加速度的に伸ばすことができます。
発注側と直接やりとりができる
プログラマーのかたは、本業だと直接発注側(ユーザー側)とやり取りする機会は少ないと思います。
副業案件はわりと小規模なものも多く、発注者と自分だけという案件もあります。
そのため発注側と直接コミュニケーションする案件も多く、ユーザーの要望に直接触れる機会が増え、顧客視点が得られます。
技術力に加えてコミュニケーション能力を着ければ、活躍の幅は大きく広がります。
在宅でできる
プログラミング案件はリモートでできる案件が多数あります。
副業において、時間や場所を選ばず携われるのは、大きなメリットです。
プログラミングのデメリット
自力でこなす必要がある
副業で開発を請け負うと、相談する相手はいません。
そのため、課題が発生しても、基本的に自力で解決する必要があります。
スキルアップのために、未経験の分野や言語に挑戦するのは素晴らしいことですが、スキルオーバーでお手上げとならいないよう仕事を選びましょう。
稼働時間が想定外に増える可能性がある
プログラミング案件は実際に取り組み始めてみたら、想定以上に時間がかかるということも多々あります。
働き過ぎて体調を崩さないよう、最初は余裕をもって案件を取るようにしましょう。
プログラミング案件の始め方
続いてプログラミング案件をどのように獲得していくかをお話します。
クラウドソーシングで案件を獲得する
副業で取り組めるプログラミング案件が一番掲載されているのが、クラウドソーシングサービスです。
ランディングページの作成などのプログラミング初心者でもできる案件から、法人のアプリ開発などの上級者向けの案件までさまざま掲載されているので、マッチする案件がないかチェックしてみましょう。
おすすめのクラウドソーシングサイトは案件数が日本最大級の、クラウドワークス、ランサーズです。

直接営業する(経験者向け)
Wantedlyやyentaなどのサービスを利用して、直接企業の担当者に営業して案件を獲得することが可能です。
実績がないと営業は厳しいので、経験者向けです。
中にはフルタイムのエンジニアを探している場合もありますので、副業で週2日程度取り組みたい、土日に取り組みたいなど、要望を伝えて、企業の担当者に会うようにしましょう。
友人に紹介してもらう
友人のコネクションがあれば、紹介してもらう方法が一番リスクとしては低く取り組めます。
プログラミングスクール講師
プログラミングスクールやオンラインの講座配信サイトでプログラミングを教える副業です。
おすすめする理由
基本的に、本業で携わっている言語について教えることになりますので、特段新たに知識を取得する必要がありません。
またオンラインのプログラミングスクールが増えてきており、在宅で教えられることもできます。
プログラミングスクール講師のメリット
在宅でできる
オンラインプログラミングスクールの場合、在宅での勤務が可能です。
時間が決まっている
プログラミングスクールの講師の場合、決められた時間内でメンターとして受講生の相談に乗ったり、チャット対応をしたりなので、労働時間が決められた以上に膨らむ心配がありません。
人に教えるスキルが身につく
プログラミングを人に教えるスキルを身につけることができます。
プログラミングスクールで講師を担当した後、自分で動画講座を作成し、Udemyなどの動画配信サービスで配信すれば、労働せずに稼ぐことも可能になります。
プログラミングスクール講師のデメリット
固定の時間に働く必要がある
プログラミング案件であれば、ある程度自分の好きな時間帯に働くことができますが、スクール講師の場合は、平日の19時〜22時など時間が決まっています。
そのため突発的な残業が多い人には、難しいかもしれません。
プログラミングスクール講師の始め方
プログラミングスクールに応募する
プログラミングスクールの求人に応募しましょう!
オンラインのプログラミングスクールとしては、テックアカデミー、CodeCampなどがあります。
講座を作成して配信する
プログラミング講座を作成し、動画配信サイトで販売します。
おすすめはUdemyです。
ブログ
ブログで情報発信をして、広告収入を得るモデルです。
エンジニアにブログをおすすめする理由
ブログの立ち上げの時に、サーバーやドメインの設定などが必要となり、手間取る人が多いのですが、ITにアレルギーがない、エンジニアの方なら、ネットでちょこっと調べれば、開設することが可能です。
また、SEやエンジニアの人口は多いので、キャリア、転職術などの需要が高い、また携わっている業界について、少し調べて知識をつけて発信することも可能です。
例えば、クレジットカードのシステム開発に携わっていれば、クレジットカードに馴染みがあると思いますので、クレジットカードの比較ブログなどを作ることも可能です。
ブログのメリット
思考の整理ができる
ブログで日頃考えていることを言語化することで、思考の整理ができます。
僕は仕事術について、記事を書くことがあるのですが、残業の減らし方について記事を書いていたら、自分の作業にまだ無駄があることに気づき、業務の改善につなげることができました。
自分の名刺がわりになる
自分の仕事や趣味について書くことで、ブログが自分の名刺がわりになります。
お客様にブログを読んでもらうことで、ファンになってもらうことができるのです。
営業として個人のブランド力もつけながら、戦っていきたいという人には、大きなメリットです。
収入が得られる
最大のメリットはブログで稼げることです。
しっかりと継続できれば、月10〜20万は確実に稼ぐことが可能です。
もちろん継続するのには、それなりのモチベーション、根気が必要ですが、一度軌道に乗れば、人生を変えると言っても過言ではないくらいの、影響力が得られます。
例えば、エンジニアのマナブさんは、500万円以上ブログで収益をあげています。
SEO報告:1位を量産しました😌
ブログを700日ほど毎日更新したら、月間170万PVになり、月間収益は「500万円くらい」になりました。世の中には「稼いでいるか怪しい人」が多いので、僕はすべて公開しています。ノウハウは無料公開していますhttps://t.co/4R1x84vqKY pic.twitter.com/9zz63HsDZV
— マナブ@バンコク (@manabubannai) April 12, 2019

ブログのデメリット
デメリットとしては、ブログが軌道に乗るまでに1年程度は見込む必要があるということ。
この間にブログをやめてしまう人が大半です。
反対に言えば、続ければ着実に結果がついてくるので、モチベーションを維持しながら継続することがポイントです。
ブログの始め方
ネットで調べるとブログの始め方の記事がたくさんヒットします。
まずブログを開設して、発信する分野を決めて記事を書いていきましょう。

このブログは、制作時間200時間超え!「知識ゼロ・経験ゼロから稼ぐブログ講座」を発信しています。
ブログの開設方法から、発信分野の決め方、記事の書き方まで解説しているのでぜひチェックしてみてください!

ライター
ライターとして記事を執筆することです。
エンジニアにライターをおすすめする理由
普段からパソコンの業務に従事しており、タイピングスピードも早いので、パソコンで文章を打つことも馴染みやすいと思います。
ライターのメリット
ライティング能力が上がる
ライターは文章を大量に書くので、ライティングスキルがあがっていきます。
本業でもわかりやすい文章を書けるようになります。
単価アップに繋がる
ライターはスキルアップするにつれ、単価が上げていくことができます。
ライターのデメリット
慣れるまでは時間がかかる
パソコンに慣れているとはいえ、普段から文章を何千字も書いている人は少ないでしょう。
そのため、最初のうちは何を書いたらいいのかわからず苦戦します。

スラスラ書けるようになるまでは、半年くらいかかりました。
ライターの始め方
ライターを始めるにはクラウドソーシングで案件を受注しましょう。
初心者向けの案件も多く掲載されているクラウドソーシングサイトとしてはクラウドワークス、ランサーズです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
それではまとめです。
- システムエンジニアの強みを活かした副業に取り組むもう
- システムエンジニアはにおすすめの副業は、プログラミング案件、プログラミング講師、ブログ、ライター
ぜひ気になった副業に挑戦してみてください。
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