
ブログってオワコンって聞くけどどうなの?

このように不安に思われている方もいらっしゃると思います。
結論からお伝えすると、ブログはオワコンではありません。
実際、僕はブログがオワコンと言われていた2018年夏からブログを始め、今では月20万円ほど稼げるようになりました。
(ブログがオワコンと言われているのは、当時知らなかったので、逆にここまで突っ走れたのもあります。笑)
この記事では、
- なぜブログがオワコンと言われているのか
- ブログで失敗しないためのやり方
この2点についてお話ししていきたいと思います。
ブログがオワコンと言われる理由
ブログがオワコンと言われる理由は主に2つです。
- Googleアップデートの影響
- 動画コンテンツの躍進
順に説明していきます。
1. Googleアップデートの影響
Googleは定期的に検索アルゴリズムのアップデートを行います。
アルゴリズムとは、サイトの評価をし、どのサイトを何位に表示させるかの判断ロジックのことです。
アルゴリズムのアップデートがあると、今まで検索上位に表示されていたサイトが急落したり、またはその逆で検索ランク外だったサイトが検索上位にランクインしたりするなど、順位の変動が起こります。
Googleは検索アルゴリズムを公表しているわけではないので推測に過ぎませんが、
近年以下のような変化が発生していると言われています。
過去:どのくらい検索・関連ワードがどのくらい含まれているか、記事の長さがどのくらいかなどの、定量的な要素で記事を評価
現在:専門性や権威性を重視し、誰が発信しているかなど、定性的な要素で記事を評価
2016年にDeNAが運営する医療キュレーションメディア「WELQ」が医学的に根拠のない情報を発信し、問題になりました。
そして近年では各ジャンルで検索アルゴリズムのアップデートがかかり、記事の専門性や権威性が問われるようになりました。
グーグルも以下のように発表しています。
品質評価者は、Google が E-A-T と呼ぶ基準に基づいてコンテンツが優れているかを判断するために特別な訓練を受けています。この基準は「Expertise(専門性)」「Authoritativeness(権威性)」「Trustworthiness(信頼性)」を意味します。品質評価ガイドラインを確認することで、E-A-T の観点からコンテンツを評価して、検討すべき改善点を見つけられるかもしれません。
引用元:https://webmaster-ja.googleblog.com/2019/10/core-updates.html
今までは、キーワードを大量に盛り込んだ長文を量産して、月何百万以上も稼ぐアフィリエイターさんがいました。
しかし、そのようなテクニックを駆使して稼いでいたアフィリエーターのサイトは、専門性はありませんので、ランク外に飛ばされてしまい、収益が急激に落ちるという事象が多々起こりました。
それらアフィリエーターたちが「ブログは以前のように稼げなくなった。ブログはオワコン」と言うようになったのです。
ただ、個人ブロガーにとってはチャンスだと僕は考えています。
自分の体験談や本業の分野に基づいて記事を書けば、専門性が評価され検索上位にランクインする可能性が高くなるのです。
量で勝負できない個人ブロガーにとっては、正しいやり方さえ抑えればチャンスとなるのです。
僕はマッチングアプリや街コンなどの趣味ブログを運営しています。
内容は、実際に街コンに行ったり、マッチングアプリを利用した体験をもとに記事を書いています。
特に街コンの記事は情報を整理して書いている人が少なかったので、体験談を整理して発信するだけで検索1位を取れたワードも複数個あります。
このように、Googleの検索アルゴリズムが専門性、権威性を重視するようになっていることは、個人ブロガーが経験や専門性に基づいて情報発信するにはチャンスなのです。
2.動画コンテンツへの拡大
これから5Gの時代となり、動画コンテンツはより拡大していくと言われています。
確かにYouTubeなどの動画コンテンツは、伸びているのが事実です。
しかしテレビがあっても本や漫画がなくならないように、Youtubeがあるからブログがなくなるということはありません。
なぜなら
- 人によって読むのが好きな人もいれば、見るのが好きな人もいる
- コンテンツによって文章と動画の向き不向きがある
からです。
情報をいち早く調べたい場合は、目次などがある文章の方が向いています。
一方で調べものを動画コンテンツでしようとすると、最初から最後まで動画を眺めなければいけないので、時間がかかるので不向きです。
つまり動画とブログは共存していくものと考えられます。
ブログで失敗しないためのやり方
小手先のテクニックが通用しなくなったとはいえ、ブログで失敗しないためには、ブログの基本のやり方は抑える必要があります。
具体的には、キーワード選定をして、ユーザの検索意図の調査をしたうえで文章を書くことです。
僕はブログを始めた時、キーワード選定や検索意図をせず(というか知らなかった)、自分の好きなことを好きなように書いて発信していました。
その結果、半年で100記事も書いたのに、アクセスも収益も「ゼロ」でした。
なのでしっかりとキーワード選定と検索意図の把握はしましょう。
キーワード選定と検索意図の把握方法は下の記事で紹介していますのでぜひ読んでもらいたいなと思います。

SNSも活用すると伸びやすくなる
先ほどGoogleのアルゴリズムは専門性・権威性・信頼性を重視するようになってきているということをお伝えしました。
そのためTwitterやInstagramといったSNSを活用し、個人としての信頼を積み上げていくことが重要となります。
公式に発表しているわけではありませんが、SNSから一定の検索流入があることは、信頼性の担保の一部になると考えられるからです。
また検索エンジンからアクセスを獲得するには、始めて2〜3ヶ月以上の時間がかかりますが、SNSであれば、すぐにアクセスを獲得し、ブログを伸ばすことができます。
またSNSでファンを獲得することは検索エンジンに頼らないブログ作りとなり、仮にGoogleのアルゴリズムのアップデートで順位が落ちていたとしても、SNSからの流入があるため、大きな影響を受けないで済むというメリットがあります!

まとめ
いかがでしたでしょうか。
それではこの記事のまとめです。
- ブログはオワコンではない。
- 小手先のテクニックで勝てる時代は終わり、個人の専門性や信頼性が求められる
- そのため自身の経験を元に発信する個人ブロガーにとってはチャンス
- SNSを活用することで信頼性の担保になる
- まずはブログの基本(キーワード選定+検索意図の把握)を習得した上でブログに挑戦しよう
ブログはオワコンではなく、むしろ個人ブロガーにとっては、追い風が吹いています。
ぜひ気になる方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

