
ブログのコメント欄は設けた方がいいの?

今回はコメント欄の必要有無について、お答えしていきます。
結論からいうと、ブログのコメント欄は設けなくていいです。
実際トップブロガーさんの多くはコメント欄を設けていません。
今回は、
- コメント欄を設けないことのメリット、デメリット
- トップブロガーさんのコメント欄事情
を見ていきたいと思います。
ブログのコメント欄を設けないメリット
まずは、ブログのコメント欄を設けないメリットについてお話しします。
メリットは3つです。
- おすすめ記事が見られやすくなる
- 怪しいメッセージや荒らしコメントがこない
- アフィリエイトの規約に引っかかるリスクがなくなる
順に説明していきます。
おすすめ記事が見られやすくなる
通常ページ内の並びは「記事→おすすめ記事」となる場合が多いでしょう。
コメント欄は記事とおすすめ記事の間に表示されることが多いです。
そのためコメント欄を設けないことで、記事とおすすめ記事の距離が近くなり、おすすめ記事が目に入りやすくなるのです。

怪しいメッセージや荒らしコメントがこない
コメント欄を設けているとスパムメッセージや荒らしコメントがきたりします。
そのため、一つ一つコメントをチェックする手間が発生します。

アフィリエイトの規約に引っかかるリスクがなくなる
怪しいメッセージや荒らしコメントなど、読者に誤解を与えるようなメッセージがコメント欄に書き込まれると、アフィリエイトの規約に抵触する可能性があります。
A8.netの規約
ファンコミが社会通念に照らし、不適当と判断するサイト・アプリ・アドネットワーク等(これらにユーザーが投稿した記事・音声・動画等の情報を含む)の運営(コンテンツ、コメントの掲載、配信等)。
※以下は不適当な掲載内容の例示であり、これらに限定されない。
■児童ポルノ、それに関連・疑わせるもの
■暴力・虐待を推奨するもの
■人種差別を推奨するもの
■各種法令(医薬品医療機器等法、金融商品取引法、景品表示法、出会い系サイト規制法、児童ポルノ禁止法等)に違反するもの
■公序良俗に反するもの 等引用元:https://support.a8.net/as/kiyaku.html
最悪の場合、広告の停止などのペナルティを受ける可能性があるため、避けたいところです。
ブログのコメント欄を設けないデメリット
続いてブログのコメント欄を設けないデメリットをお話ししていきます。
デメリットとしてはつです。
- 読者との交流ができない
- SEO 的に損する
順に説明していきます。
読者との交流ができない
コメント欄を設ける動機として、読者との交流をしたいからという方もいらっしゃると思います。
結論からいうと読者との交流は、コメント欄よりSNS がおすすめです。

SEO 的に損する
良質なコメントは SEO 評価をあげるというのを実際にグーグルの方がおっしゃっています。
質問者:
コメントとか活発なコミュニティとかいったものは「高品質なコンテンツ」の範疇で評価されるポイントかと思いますが、その他にもなんらかのSEO効果はあるのでしょうか?アイリーズ:
コメントやコミュニティ形成は、ページの品質全般に好影響があるものだ。たとえば、よいコンテンツが5ポイントくらいのSEO効果があるとすれば、被リンクで2ポイント,活発なコミュニティ形成で1ポイントという感じかな。引用元:https://seopack.jp/seoblog/20160428-comments-works/
「活発なコミュニティ形成」というのが、コメント欄の活性化と解釈できますね。
確かに良質なコメントが沢山こればSEO的にプラス評価かになりそうです。
しかし、実際のところ、コメント欄を用意していても、ほとんどコメントはこないです。
(来るとしてもスパムや荒らしがほとんどです。。)
実際僕は月間1万PVのブログを1年ほど運営していますが、コメントは2件のみでした。
しかもスパム的な英語のメッセージでしたので、即効削除しました。笑
なので、コメント欄を設けてもスペースを取るだけで、SEO的に評価されるほどコメントが活性化することはほとんどないのです。
ブログのコメント欄を設けないことのメリット・デメリットまとめ
ここまでコメント欄を設けないことのメリットとデメリットを見てきました。
結論としては
- そもそも、コメント欄を設けてもほとんどコメントがこない
- コメント欄を設けないことでおすすめ記事が見やすくなり、回遊率がアップする
- 炎上コメントへの対処も不要
この3点の理由からコメント欄は不要と考えます。
トップブロガーさんはコメント欄を設けている?
ここまでブログにコメント欄を設けないけとのメリットとデメリットをお話してきました。

なんとなくコメント欄を設けなくていいことはわかったけど、みんながどうしているのか知りたいな
という方もいらっしゃると思います。
そこで、トップブロガーさん5人がコメント欄を設けているかを調査しました。
なお10人の方々はツイッターでフォロワー1万人以上抱えるブロガーさんからランダムにピックアップしました。
- マナブ@バンコクさん(@manabubannai):manablog
- Tsuzukiさん(@1276tsuzuki):Tsuzuki Blog
- クニトミさん(@kunitomi1222):副業コンパス
- クロネコ屋さん(@NINJAkusokuso):クロネコ屋の超ブログ術
- motoさん(@moto_recruit):転職アンテナ
調査の結果「5人中5人」がコメント欄を設けていませんでした。
トップブロガーさんもコメント欄を設けていないようです。
SNSを活用しつつ、トップブロガーになったという方も多く、コメント欄よりSNSに力を入れるべきといえます。
読者との交流はコメント欄より SNSがおすすめ
読者との交流はコメント欄よりSNS がおすすめな理由は3つです。
- 顔が見える読者と交流できる
- コメント欄より SNS の方が民度が高い
- 拡散機能で一気に知名度を上げられる
順に説明していきます。
顔が見える読者と交流できる
SNSは実名ではないものもありますが、個人個人とコミュニケーションがとれます。
そのため、自ら絡んだり、相手の質問に答えたりなど、交流してブログのファンを増やしやすいのです。
コメント欄より SNS の方が民度が高い
個人的な感覚ですが、
コメント欄よりもSNSで交流している人の方がマナーがしっかりしている印象です。
SNSを利用する人は一個人として発信しているので、ある程度責任ある発言をするのに対し、
コメント欄は顔が見えないため、ネット荒らしが集まりやすいのではないかと考えています。
拡散機能で一気に知名度を上げられる
SNSはリツイートやシェアなど、気に入った情報を拡散させる機能があります。
そのためブログの評判なども一気に広めて、読者を獲得することができるのです。
ブログを始める人が増えてきており、検索エンジンからの流入だけでアクセスを獲得するのは難しくなってきています。
そのため、SNSを活用することが必須なのです。

実際、この記事を書いた時点でこのブログの運営歴は2ヶ月ほどですが、SNS からの流入でアクセスの9割ほどを稼いでいます。
コメント欄のはずしかた
最後にコメント欄の外しかたについて説明します。
作業は30秒程度です。
「Disable Comments」というプラグインをインストールします。
インストールが完了したら、「Disable Comments」の「設定」から「どこでも:WordPress内のコメント関連のコントロールと設定をすべて無効化します」にチェックを入れ、変更を保存します。
これで完了です。
コメント欄が表示されなくなったか確認してください。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
結論:コメント欄は不要
理由:
- 設けてもほとんどコメントがこない
- コメント欄を設けないことでおすすめ記事が見やすくなり、回遊率がアップする
- 炎上コメントへの対処も不要
読者との交流はSNSがおすすめです。